メディカルアロマテラピーについて
アロマテラピーとは?
アロマセラピーとは、「香り(アロマ)」を使った療法(セラピー)、つまり芳香療法のことです。
植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)を使用します。
日本では、アロマセラピーというとかつてはただ香りを楽しむことが主流でした。
しかし最近では日本でも精油の成分の薬理効果の理解が深まりつつあります。
フランスやドイツ、スイスなどでは精油の薬効に注目し、医療の現場で活躍しています。
フランスでは精油そのものを飲用もします。
精油の販売も専門薬剤師のいる薬局でしか販売していなかったり、医師が病院で処方したりでしか手に入りません。
元々ハーブや漢方生薬(漢方生薬には動物性や鉱物などもあり)も植物です。
精油はそれら薬効のある植物達から抽出した結晶みたいなものですから、身体になんらかの薬効があって当然ですね。
一般の薬のように、化学合成されていない天然のものというのも安心できるところでしょう。
精油(エッセンシャルオイル)を医薬品としている国では、
精油の安全性などの分析検査が厳しく行われ、それに合格したもののみ流通してます。
一方日本では、精油は雑貨扱いであり、検査義務は一切ありません。
精油と謳っておきながら、香りだけの化学製品なんてこともあります。
それらは精油としての効果がまったくないだけでなく、人体に悪影響を及ぼす物質が混入している可能性もあります。
身体に吸収される精油は、より安全でなければなりません。
またその原料である植物も、無農薬栽培で、野生に近い状態で育てられ、肥料や水もいっさい与えず、
自然のままに栽培することで、自然のままの強い香りと強い『気』が採油されるのです。
アロマテラピーは、リラクセーションやストレスケアそして美容や健康維持、疲労回復に役立てることができます。
ただし、精油知識のない方の取り扱いはご注意ください。用法用量というものがあります。
※テラピーとセラピーの違いって?よく質問されますが、意味は一緒です。
セラピーというのはイギリス的で、テラピーはフランス的だと認識しています。
セラピーというとリラクゼーション色が強く、テラピーというと医療色が強いということです。
精油(エッセンシャルオイル)の心身への働き
精油が作用するには大きく分けて二つの経路があると考えられています。
①感覚器(嗅覚)から脳へ伝わる経路空気中の精油成分が呼吸によって鼻の奥にある嗅細胞といわれるところに届き、
この刺激が電気信号に変えられて、大脳へと送られ、「におい」として認識されます。
においが伝わる大脳辺縁系は動物としての本能的行動や情緒をコントロールし、直接身体の機能調節にかかわってきます。
「におい」によってストレスを緩和し、本来あるべき健康な心身になるよう調整されるのです。
②血液循環によって全身に伝わる経路鼻から吸い込んだ成分の一部は粘膜から血管に入り、肺に入り込みます。
さらに肺胞という組織から再び血管に入って血液循環によって全身をめぐります。
同様に、皮膚に塗られた精油成分も皮膚内の末梢血管に入り込みそこから全身をめぐります。
どちらも体に吸収される量は非常に微量ですが、凝縮された成分や種類の違いによって、さまざまな効果を生み出します。
アロマトリートメント(マッサージ)
エッセンシャルオイル(精油)原液では皮膚攻撃性があったりで、かぶれたりする場合があります。
その場合はキャリア(運ぶ)オイルというもので、精油を希釈し塗布します。
その希釈したオイルで全身をマッサージしながら塗りこんでいくことにより、全身の血流がよくなり、精油成分が隅々まで導かれるわけです。
メディカルアロマブレンド
デトックス研究所では、精油成分(芳香物質)の人体に与える影響を利用しています。
具体的には、殺細菌ウイルス、免疫力向上、去痰、うっ血うっ滞除去、抗けいれん、血圧降下、血圧上昇、心拍降下、
心拍上昇、コレステロール除去、動脈静脈循環促進、鎮痛、胆汁排出促進、消炎、エストロゲン様、強壮、解毒利尿などが挙げられます。
50種類以上のエッセンシャルオイル(精油)
お客様の体調にあわせて、メディカル作用を考慮して50種類以上の精油を、パーソナルブレンドすることで、貴女だけの香りをお楽しみ頂けます。
お楽しみのお土産
当日トリートメントに使用したブレンドマッサージオイルは、少し多めに作りますので、これを小さな瓶に詰め替えて、お土産としてプレゼントさせて頂きます。自宅でのセルフケアをお伝えしますので、次回空瓶をお持ち下さい。これはパール坂本からの宿題になります。
※デトックス研究所は、医師による診療が行われているわけではありません。
治療を行なっているわけではないので、病気や疾患を治療することができません。